院長ブログ/2018-10-20
椎間板ヘルニア
本日含めて今月は既に2件の椎間板ヘルニア手術を他院にて行っています。以前はほぼミニチュアダックスでしたが、最近は他犬種の割合が増えています。
昔は脊髄造影にて責任病巣を見つけていましたが、脊髄の状態や腫瘍は判別が難しかったです。
CTでもある程度ヘルニア部位を確認できますが、脱出した椎間板が石灰化してないと描出できないです。
最近当たり前のMRIですが、MRIとて脊髄が溶けてしまう脊髄軟化症を確実に術前診断することはできません。
このように脊髄造影、CT,MRIと医療の進歩はめざましいものがありますが、それに伴い検査代も高額になってしまうのが、国民皆保険制度があるヒトとの大きな違いであり、難しいところです。
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