院長ブログ/2018-12-20
十字靱帯断裂
先日知り合いの病院にて頼まれた前十字靱帯断裂の手術前のレントゲンです。
昔から犬でよく見る疾患で、教科書的にはいくつかの手術法があります。
最近ではTTA、TPLO(以前実習しました)など骨切りとロッキングプレートを使う術式が流行(?)となっているようですが、ケースバイケースだと思います。
大型犬(レトリバーなど)はTPLOという術式が非常に優れていると思われますが、ちょっとかじったくらいで手を出して良い術式ではないと思います。
小型犬ではTPLOほど大がかりな術式で無く、外側での糸による固定で十分機能回復できると思われ費用面でも優れているのではないでしょうか。
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