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2020/9/30 (水)
膝蓋骨脱臼
先日、知り合いの先生から依頼されてワンちゃんの膝蓋骨脱臼の手術を行いました。基本的にそちらの病院に伺って手術を行います。
今から20年前の獣医業界では膝のお皿が外れる症例はすぐ手術をしましょう!という傾向でしたが、個人的には関節内にメスを入れる手術は慎重にと思っています。
犬は人と違い4足歩行なので体重は分散され、さらに前肢に重心がかかります。
もちろん跛行が続いたり、再発を繰り返す場合は勿論手術を行う必要がありますが、そこまででなければ体重管理や内服等により様子を見ていくのもアリだと思っています。
中には膝のお皿の問題だと思っていたら実は股関節に異常があったり、手術適応なのに放っておいたため十字靱帯を断裂してしまうこともあるので注意が必要です。
2020/9/16 (水)
外科実習
昨夜は外科実習で講師の先生による手術を見学。雑種高齢わんちゃんの卵巣の取り残しによる再手術でしたが、取り残しの卵巣が膵臓に癒着していたため膵臓の部分切除も行うことになり、かなり大がかりな手術でした。
2020/9/15 (火)
神経科セミナー
昨夜は21時から神経科セミナーでした。
てんかん発作について集中講義でした。
2020/9/13 (日)
断脚
先日は知り合いの病院にて猫の後ろ足の断脚を行いました。かかとの部分に悪性の」腫瘍ができたための断脚です。
中々断脚には飼い主さんも躊躇するでしょうし、獣医師も残す方法はないか模索するのですが、今回は命をを優先するため苦渋の選択となりました。
術後も良好で3本足で元気に生活しているそうです。
2020/9/11 (金)
内視鏡セミナー
昨夜は内視鏡セミナーでした。講師の先生から少数実習を受けて早15年くらいが経過したでしょうか。
当院の内視鏡機器も既に3代目となり、知り合いの病院への出張内視鏡も年間20回くらいは行くでしょうか。
異物除去は当たり前としても、食道狭窄や低蛋白血症の診断には無くてはならない機器となっています。
2020/9/5 (土)
遅延性角膜上皮欠損症
昨夜は眼科セミナーでした。
昔から散発的にみられ、中々治らない角膜潰瘍として遅延性角膜上皮欠損症という疾患があります。
角膜表層を覆っている膜がペロッと捲れてしまったり、浮いてしまい痛みが取れず、目がしょぼしょぼ、涙がいっぱい出ている、痛そうということで来院することが多いです。
通常は点眼麻酔のみで浮いてしまっている角膜上皮を剥がして再生を促すのですが、数回の治療で回復しないときは麻酔下で行うことになります。